桐島畑は四万十川中流域にあります。大切にしているのは「種のとれる野菜」。とれた種が持つ野菜そのものの力をいかにして引き出すかに試行錯誤を重ねてきたそうです。
代表の桐島正一さんに「サンライズとサンセットのどちらが好きですか?」と聞くと「夕日もいいけど朝日が好き。朝が早いからね」と答えてくれました。
興味深かったのが、おいしい野菜作りには日照時間など太陽の力も大切だけれど、種を植える時期は月の満ち欠けが教えてくれるということ。
編集部がおじゃました2022年5月23日、桐島さんがとくに力を入れていたのがマスタード畑でした。桐島畑の「熟成マスタード」は農薬や化学肥料を一切使わずに育てたカラシナの種や、村山造酢(京都)の千鳥酢、山塩小僧(高知)の天日塩、鹿児島県の粗糖で漬け込んだ純国産マスタードなんですって。次回はぜひ、BBQの調味料としても、ためさせてください。
最後に誌面を通じてお礼を言わせてください。プレゼントしていただいた桐島畑の野菜たち、シンプルにお野菜BBQでいただいのですが、いままでに食したズッキーニの価値観がひっくり返るほどの超絶美味っぷりでした。