「ボビーさんとサンセットカヤック」のページで、登場してくれた川口家と亀﨑家。この2家族とボビーさんと我々とで、コテージBBQをEnjoyしたのですが、その時に、亀﨑家長女の碧ちゃん(9歳)から「からぴーもおいでよ」と誘われたのが、父島のフラダンス発表会=フラ・オハナでした。〝からぴー〟とは恥ずかしながら私こと唐澤のことでございます。
オハナとはハワイ語で、直訳すると「家族」のこと。コロナ禍で過去2年間は開催されていなかったという父島のフラ・オハナ。家族という単語を冠するイベントだけあって、とってもアットホームで、ゆるやかな時間が流れておりました。偏見というのはよくないなと思ったのですが、フラを踊るのは女性だけでなく、男子も参加していたのがおもしろかった。碧ちゃん(9歳)からは、見ていい曲とダメな曲を指定されていたのですが(たぶん、自分で得意なものとそうでないものがある)彼女の晴れ姿は、諸事情によりカメラ関くんは撮影できていませんでした。代わりに、ボビーさんの宿で友達になった也くんが撮ってくれた一枚を紹介します。
写真左のビーサン野郎がからぴーで、彼に一番近い子が碧ちゃん。指定を無視して全部のフラを見ちゃったけど、素晴らしかったっす。
もちろん、関くんも諸事情が発生する前までは、フラ・オハナの様子をルポしてくれておりました。
最後の写真の男性は、マシューさん。フラ・オハナ開催された日の午前中に、人生初のSUPに挑戦してみたのですが、その際にレンタルさせてもらったのがマシューさんのお店「RAO」でした。ちなみに、その時のへっぽこっぷりも也くんが撮影してくれております。
我ながら、腰がひけているにもほどがありますが、さらにへっぽこなのはこのあと急に風が強くなり、危うく岸まで戻れなくなりそうになったのです。その時もマシューさんは、心配して海岸まで見にきてくれたのでした。
そして、これは完全にエトセトラ(余談)なのですが、プロのライターになった頃に読んで影響を受けたものに『ドロップアウトのえらいひと』という本があります。森永博志さんの著作です。なんと、その続編の『ドロップアウトのえらいひと〜島に渡る〜』という著作がマシューさんのショップで売られているではありませんか。しかも、小笠原諸島の〝えらいひと〟が描かれている同書にはマシューさんの義理の父にあたる方が登場していると! 即購入、23区のほうの東京で一気読みしたのでした(名作でした!)。
さてさて、ラストは関くんのエトセトラ。彼の諸事情についてです。フラ・オハナの会場を見下ろせるぐらいの高所に「パノラマ展望台」があることに気づいた彼は、「オラ、ここからサンセットを撮るだ!」となぜか少しナマって気合いをいれたそうです。このページの最後に、時刻によって色どりが変わる夕景を、どうぞ。