02 本場の味を食べてみた。
済州2日目の「西帰浦毎日オルレ市場」にて。土砂降りの雨とトタンが奏でる音は、心地よい眠りを誘う。
09 たまごで巻かれたキンパの中身は
アワビの炊き込みごはん
アワビの炊き込みごはんのキンパというだけでも魅力的なのに、さらにたまごで巻いちゃうなんて! 華麗な手捌きに誘われて鉄板の前に立ったら、その場を離れられなくなりました。
10 タンコンマンドゥ
モクモクと蒸し立てのマンドゥ(餃子)の香りに立ち会ってしまったら、そこから逃げることはできない。済州・牛島名物のピーナッツの形をしたタンコンマンドゥ。タンコン(땅콩)はピーナッツのこと。
済州島でも、金柑はキンカン(낑깡)と呼ばれている。
タルレ(ヒメニラ)やトゥルプ(タラの芽)など、目にもいっぱいに春を感じることのできる「西帰浦毎日オルレ市場」。
むっちり、真っ白な豆腐に出会ってしまった。晩ごはんのメニューはチゲに決定!
頭に巻いたスカーフにカラーレンズの眼鏡がお似合い。ブルーのゴム手袋までおしゃれに見えるお母さんに、こんなスマイルをもらってしまったら、予定より多めにドーナツを連れて帰ることになるよね。
11 小腹を満たしてくれる
オムク(おでん)
カップに何度も継ぎ足し、継ぎ足し、すすってしまうおだしも隠れた主役。おだしはおかわり自由なんです。
本場の味を食べながらも歩きます。桜、菜の花、桃の花。春の香りが次々に追いかけてくる通学路を歩き、学校に向かう済州のこどもたち。
12 コンビニのチャムケラーメン
& more!
ごまたっぷりのチャムケラーメン。袋麺よりカップがおいしいんです。
13 畑のイタリアン
丘を下り切り、海まであと20分ほどの畑の中で出会ったイタリアンレストラン。済州のクラフトビールと青唐辛子とチーズのピザで乾杯!
14 アワビ入り辛ラーメン
やっと海まで到着すると、海岸沿いにはちらほらと食堂が現れた。海女さんの食堂では、大きなアワビの入った辛ラーメンを堪能。アワビをハサミでカットするなんて、不思議な気分。
15 コドゥンオサムパッ
ホテルの近くで偶然出会ったサバの煮物をサンチュで包んで食べる「コドゥンオサムパッ」のお店。セルフで盛り放題のキムチは旨いのカタマリ。サンチュのキムチなるものを生まれてはじめて食べました。
日よけのつばがひらひら揺れる、大きなピンク色の帽子をかぶった女の子の洋服は、済州の海と同じブルーグリーンでした。
帰国の前日は、空港近くのホテルに宿泊。気持ちのよい朝の空気を部屋の中に入れるため、ベランダの窓を開けると、ちょうど飛行機がどこかへ飛び立つところでした。
毎日好きなだけキンカンを頬張った済州。朝にはコーヒーとともに、夜には焼酎とともに。これからキンカンを見るたび、済州が恋しくなりそうです。
9月末発行予定の『PAPER LOGOS VOL.12』でも、おかっぱとボブが大活躍。月刊LOGOSとはまたひと味違う、旅感満載の企画が掲載されます。桜と雨と偶然の出会いに彩られた「島とおかっぱとボブ」を、ぜひチェックしてみてくださいね。
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