01銀座わしたショップ本店 御中
上司からの「日本中の美味なものを探せ」という任務。しかし、予算もない、時間もない。まったくいつもこんな悪条件だ。そこで我々は考えた。「アンテナショップ」という手があるじゃないか!
有楽町駅から徒歩4分で「銀座わしたショップ本店」が見える。ここは沖縄のアンテナショップ。東京のど真ん中だというのに、臆することなく「めんそーれ」というオーラがダダ漏れだ。
どっちゃんよ、いいかい、我々は遊びに来たわけではないのだ。今回ご案内いただく渡嘉敷賢一さん。聞けばスタッフの半数以上が沖縄出身の方とのことだ。何卒、よろしくお願いいたします。
店内に一歩入れば、もうそこは沖縄!みんな大好き国際通り。だれもが羨む平和通り。楽しい…すでに楽しいぞ…。
言うまでもないが、約4000種類もの商品が並んでいるというその全てが沖縄県の物。産地直送の物も多数あり、ついつい頬が緩んでしまう。
野菜の種類も豊富だ。ゴーヤだけでも2種類あり、渡嘉敷さんのプレゼンによれば「アバシゴーヤ」という品種のほうが苦味が少なく、食べやすい。
はじめて聞く「モーウイ」。青臭さのないキュウリに似ており、サラダや和え物にもってこい。このレア感から沖縄らしさをいちいち感じてしまう。
ナニ…「沖縄そば」だけでこれだけの品揃えとは…
豚肉も有名な「ソーキ」とか「ミミガー」だけかと思ったらとんでもない。「鳴き声以外は全部たべます!」と、余すところが無いのだ。素晴らしい。
沖縄県内の島で産地ごとに分けられた黒糖など、なんてマニアックなラインナップなんだ。
ちょっと待ってくれ、75人前?95人前?110人前?量が多すぎて想像がつかない。というか、こんな表記は未だかつて見たことがない。恐るべし沖縄スタイル!
泡盛のパッケージデザインも色鮮やかで気持ちよく、沖縄にいる気分にさせてくれる。ちなみに店の内装も沖縄の建築会社が携わっているとのことだ。抜け目がない。
だめだ、渡嘉敷さんのお話しを聞けば聞くほど欲しくなり、買いすぎてしまう。ここは慎重に精査しなくては。
(その時、部下のどっちゃんが持っている物に、私は気がつけずにいたのであった…)
レジのそばには揚げたてのサーターアンダギーやブルーシールのアイスクリームなどの販売も。まさか東京で揚げたてを食べることができる場所があったなんて、盲点。
お会計の間にすかさず遊ぶ部下。沖縄ガチャポンで具志堅用高さんのフィギュアが欲しいらしい。残念ながら俺はいらない。
出てきたのはヤシガニ。部下は喜んでいる。なにが嬉しいんだ?家に置いておいて目でも合ったら怖いだろ。絶対に俺はいらない。
七夕ゴーヤ。シャレオツだ。うんうん。その通り。我々も早く行きたい!それより左側のゴーヤの「イケメンの夢」って一体どんな夢なんだ?
仕入れは完璧。抜かり無し。銀座わしたショップ本店は想像以上に沖縄でした。兎にも角にも最高でした。さぁ、どっちゃんよ。次は北を目指すぞ!
東京都中央区銀座1丁目3-9 マルイト銀座ビル
営業時間
10:30~20:00(パーラー10:30~19:30/ラストオーダー19:00)
※営業時 変更の場合がございます。ご注意ください。
TEL
03-3535-6991