7月15日。年々行列が長くなっているJOIN ALIVEは、朝からいい天気。今年の月刊LOGOSは男祭りです!
行列の2番目に並んでいた木村さんは、昨夜10時半から並んでいたロゴサー!「すみません。嫁の会社の先輩のチェアです(笑)」。
仲間のためにテント泊の準備をひとりでするのも男子の本懐? 木村さん、そのキャリーも奥さんの会社の先輩のものですか?
きゃりーぱみゅぱみゅが絶対見たかったお兄ちゃんの陸くん(15歳)は、野球部所属。弟の望くん(13歳)は後輩でもある。
ドラムをやっていた立花さんは、ゆるりといい空気感。「好きなバンドはありすぎて選べないけどドラムで好きなのはスペアザです」。
フットサル同好会のアルミゴのみんな。男同士はバカな話ができるのが好きで、「リーダーが1番バカです!」とのこと。
フェスを全力で楽しむお父さんに遭遇! ニルヴァーナ好きなんすね?「いえ、1曲も聞いたことがないっす」と武井ファミリーの父。
キャプテンの坂下くん(写真中央)のなんだかもういろんなつながりの野郎軍団。写真左の彼は、東京八王子からJOIN初参戦!
小田兄弟は年齢がひとまわり違う。兄が地元から札幌に出た18歳の時、まだ6歳。疎遠になってしまった時期もあったが……。
弟は兄が全力で歌うチバユウスケの曲が小さい頃から好きで、いつの日からBirthdayファンに。音楽がふたりの距離を近づけた。
いい顔をしてる彼が右手を掲げる先には、HEY-SMITHが。この翌日。初日の快晴がうそのように土砂降りの雨が降ることになる。
サンボマスターの山口が何度も「奇跡を起こうそうぜ!」と叫び、男たちは熱狂で応え、本当に雨がやむのも翌日の話。
さて、JOIN ALIVEの初日は、サカナクションのアクトで終了。この世の最上のものと出会ったかのような歓声があがった。
2日目。長女が中学3年生になり「JOINはこれが最後かも」と「
グランベーシック トンネルドーム XL-AG」を新調してくれたそうだ。
高校時代からの仲間である4人は、「SiM最高~!」と好きなバンドの名前を男らしく叫んでくれた。
自転車でフェスに通うという斬新さ。向井大夢くん(8歳)にとってはじめてのフェス体験だが、30分のチャリ漕ぎにややお疲れ気味?
小野真さん(49歳)は、その昔パンクバンドを組んでいた。その息子も音楽に目覚めはじめ「ゲスの極み乙女。」がお目当て。
最近の天気予報はよく当たる。朝から雨がパラパラと。だしかし、フェス好き男子に天気など関係なし!
新手のレインウエア? そのファンキーさは男だと勝手に掲載させていただきましたが、もし女子だったらごめんなさい!
いやぁ、本格的に降ってきやがりました。レインウエアを身にまとう方もちらほらななか、この笑顔に救われました。
彼の背中を見て、人気漫画『ワースト』の一節を思い出した。雨の中で男たちが大げんかを繰り広げるのだがこんな一文がラストに踊る。
「不思議と誰も風邪をひかなかった」。ひとつ前の写真の彼も、雨のなか笑顔で移動する彼らも、風邪なんてひかなかった気がする。
少年よ。君たちの先輩たちの熱気が奇跡を起こしたぜ。夕方になると、見る場所によっては夕焼けが!
札幌より参戦した農作くん(写真左)と高橋くん(同右)。農作くんは公務員を、高橋くんは医療系の仕事を目指している。
春からアルバイトをして家計の支えをしつつ、JOIN参戦のお金を貯めた農作くんは「この夏の思い出を全部ここに置いていきます!」。
雨のあがったキャンプサイトでは、坂下キャプテンと高校時代からの親友である旭くんがLOGOSのフラッグでイタズラ中。
「コラーっ!」とわざと怒鳴ったのですが、その時はマジでびびったそうです。ふたりは25歳。大人と子供の狭間な時?
さすが、月刊LOGOSのエースカメラマン。見えるところからは見えた絶景の夕焼けを。若者はひとりでなにを思うのだろう?
フェスの肩車には一家言ある編集部が、今年のベストオブ「私のフェス初体験は特等席でした」は、この1枚。
2日目のラストを飾った湘南乃風のアクトより。男どころか漢なステージを見せる湘南乃風に応える拳も力強し、でした。