読者のみなさまは前乗りという至福のシステムをご存知ですか? 前の夜から泊まって、あまつさえ朝風呂につかってから朝市へ。
勝浦朝市のスタートは早朝6時頃ですが、定刻前からぱらぱらと準備を始める人たちが。
漬け物屋のお父さん。写真左にちょこっと映っている奥さんは「ひとことしゃべると喧嘩!」と笑った。
お! かわいらしいソックスの女性が働いておりました。そうです。働く女性は、身だしなみも大切。
写真左がソックスの主。おいしいひものを扱っている幸代さん(73)歳。地元の漁師の女房など、いつもの仲間と一緒に。
このあと、スキュア部は幸代さんにものすごーくお世話になることに。焼いてくれた干物も朝イチで腹ぺこな胃袋がお世話になることに。
朝7時。お店も人も増えてきました。ということで、スキュア部もいよいよ始動します。食材を求めて、レッツお買い物!
勝浦と言えば? B級グルメで有名な勝浦タンタン麺は食べ損ねましたが、そういうことじゃなくて、コレ!
カツオ! 三共水産は、勝浦朝市でも超人気店のひとつ。この日も遠方から14本ものカツオを購入しに来た常連客が。
勝浦朝市では野菜も充実。スキュア部も野菜を買ったのですが、しいたけと千葉県名産のアレを。続きはWEBで(コレもWEBだけど)。
コレはアレじゃないけど、衝動買い。淡竹と書いて「はちく」と読む。苦みとアクが少ないのが特徴。採れたてなので生でもOK。
さぁて、刺しますか&焼きますか。ここでお世話になったのが先ほどの幸代さん。幸代さんのお店の隣りで、レッツスキュア部!
う、う、うまそう。食材はもちろん幸代さんのお店にて購入。セグロ鰯的にも人生初の食べられ方かも?
試食してもらいました。本吉くんと塚吉さん。この日は、わざわざ東京・練馬から、釣りと勝浦朝市目当てに訪れたとのこと。
スキュア部も「幸代のセグロ鰯」をいただいたあと、コーヒーブレイク。昔ながらの朝市とは一線を画すニューウェーブを営むのは……?
SPAiCE COFFEEのおふたり。店長の紺野雄平さんは自転車で出勤。片道40kmの遠距離もチャリで移動し出店したことも。
いいなぁ、勝浦朝市。ちなみに、専用のスキュアバッグを作っちゃいました。東京・学芸大学の「
Crossed Arrows」の傑作!
ざっぱーん! 海へ。万が一に備えて小型の消火器を備えつつ、刺します、焼きます。刺して焼きます。
こちらが勝浦朝市でGETしてきた食材オールスターズ。9枚前の写真で「千葉県名産のアレ」としていたのは、落花生!
「落花生なんて刺せるの?」と思った方は、残念ながらスキュア部には入部できません。刺せます。そして左上の気になる焼き物は……?
淡竹です。スキュア部の掟その1「この世に刺せないものはない。あっても買わない」。焼き上がりは時間がかかるのでのちほど。
落花生がいけるなら、しいたけなんて楽勝です。もちろん、刺して焼くだけではなくおいしくいただくのがスキュア部の本懐なので……。
重要なのが調味料。写真右手に用意したのが、オリーブオイル、黒こしょう、しょうゆ、クレージーソルト、ハーブソルト、岩塩。
で、刺すと。プチトマトもごらんの通り。ハーブソルトをちょいと振りかけて、おいしくいただきました。
お弁当屋さんで白米を買っておき、焼きおにぎりに。スキュアは新製品の「
焚き火チョイクシ(4pcs)」を使用。
秘技十字刺し。「
焚き火チョイクシ(4pcs)」で食材を刺し、縦方向に別のスキュアを。手持ちで焼かずともフリーハンドが可能に。
お待たせしました。勝浦と言えばな憎いアイツの登場です。三共水産さんが用意してくれたたっぷりの氷で出番を待ちわびるのは……。
本カツオ1800円也! 刺身でいけるほどの鮮度ですが、気になるのは「1匹丸ごとなんて、刺せますか?」という素朴な疑問。
うちのスキュア部部長をなめてはダメです。二男一女のお弁当を作り続けた男は、三枚おろしもお手のものなのです。
で、スキュア部平部員(本誌編集長)は、ただ焼くだけのごっつあんスタイル。岩塩を少々ふりまして……うま! 勝浦やばいっす。
いやぁ、スキュ部最高っす。とくに平部員のごっつあんスタイルは最高です。まさに五月晴れな天気にも恵まれました。
ちなみに、専用のスキュアバッグはこんな感じ。先の新製品以外に「
スキュアセットDX」と「
BBQツールセット」を収納。
あ、すみません。忘れるところでした。淡竹もいい感じで焼き上がりました。それにしても、筍って皮をむくと……小さっ!