Gより送られてきたLOGOSグッズと私物。パッキングできんのか? 結果、オレンジのシュラフと長靴はギブし別のバッグに。
こちらが長靴=「
LOGOS ECOブーツ」。今回目指す大滝は、途中から沢登りになるので、実は最重要アイテムなのです。
出発は9月22日の夜。満月の数日後でしたが、とにかく風強し! Gの指令により、往路は船。大丈夫か? 出航できるのか?
「条件付運航」とは、目的地付近までは行くが港に船が寄せられない場合、東京へ逆戻りという恐ろしい条件なのです!
定刻通りの22時20分、竹芝桟橋からGO! 八丈島も東京都だけど、ど東京のイルミネーションは、都会的で美しい。
レインボーブリッジ通過。11時間かけて目的地に着けず、その11時間後にまたこの景色を見る……ってのはナシで! と月に祈りました。
船内の航路案内図より。竹芝桟橋から八丈島は、直線でも280km! Gさんへ。地元の人はもっぱら飛行機を使うそうですよ。
こちらが今宵のMYベッドルーム。特2等席の361号室。持参した「
ウルトラコンパクトシュラフ・-2」が大活躍!
波は高かったですが、空は真っ青。定刻通りに八丈島・底土港着! 「編集長22時間船のひとり旅」にならずにすみひと安心。
同じ東京都とは思えない南国情緒! ふつうの道端にもハイビスカスの花が。お出迎えの地元言葉は「おじゃりやれ」だとか。
9時58分、トレッキング開始! 半袖じゃなきゃ無理なほどの快晴&暑い。にしても、長靴で歩くっていけんのか、俺?
振り返れば、美しき八丈富士が見送ってくれとりました。標高854.3m。スケジュールに余裕があれば登りたかったっす。
歩く歩く。長靴で歩くということ、全然快適でした。防衛道路と呼ばれる一般道をひたすら昇ります。
「八丈島の植物ガイドブック」には載ってなかった美しき花。ただですね、注目は緑の葉っぱが濡れていることで……。
雨! 歩き始めて1時間40分後にまさかの雨! 昨年のひとり旅はいかにも降りそうだったけど、今年は青空だったのに、雨!
マジかと思いながらも歩いていると、「ウッソでーす」みたいな感じで雨がやみ青空が。八丈島の天候は移ろいやすい。
歩き始めから2時間。最初の目的地である鴨川林道入り口着。防衛道路は通行止めのため、工事関係者以外は誰とも会わず。
THEひとり旅は続きます。鴨川林道に入った途端、景色に緑が増えて、トレッキング情緒UP。歩くペースもUP!
てなわけで、少し余裕が出てきたので、LOGOSグッズをご紹介。「
サーマウント30」。ブラックは2014年度の新色!
ハンガー代わりに借りた看板には、「東京都 23」の文字が。ただ、「鳥獣保護区」の文字が八丈島ならでは。
この写真、伝わりますか? 八丈島は風が強いんです。「ザザザ」「ビュー」「ウー」てなBGMと共に歩きます。
12時9分。歩き始めからちょうと2時間。鴨川林道終点へ。すっげぇ、コーヒーが飲みたかったけど我慢です。
昨年のひとり旅後、あまりに気に入って購入した「
7075キュービックチェア」で一服を。ちなみに、文庫本的なモノは……?
メモ帳です。右ページ中央に「危ないとこ」とありますが、実は、大滝は観光マップには載っていないところで……。
観光協会の人にも「ひとりでの大滝はおすすめしません」と心配されるという経緯が。って、言ってる間に秘境感UP!
しばらく歩くと、秘境感=別名ジュラシックパーク感さらにUP! だいぶ疲れてきましたが、テンションもUP!
鴨川林道終点から15分。ついに、大滝へと連らなるせせらぎ発見! ということは、アイツの実力が試されるわけで……。
おぉ、楽勝! 正直、荷物が増える長靴はどうかなぁと思ってましたが、Gの選択は大正解! 沢歩きも楽勝!
んが! 楽勝じゃないのが岩登り。大滝までは別ルートがないので、この岩をよじ登っていくしかありません。
滑り止めのつぶつぶ付き軍手着用! 「三点確保」と呼ばれる手足をフルに使って、いざ登るぜよ!
写真がうまくなりたいなぁ。この急勾配な感じ、全然伝わらないっすよね? できれば、効果音に「ゼーゼー」を!
大滝への沢登りでも、誰ともすれ違わず。人が通らないためか、東京都内とは思えない見事なクモの巣を発見!
そしてそして、ついに大滝を発見! すげぇ。この水で飲むコーヒーって、どんだけ美味いんだろ? でも、まだ我慢です。
足場が悪いため三脚は使えず、人生初の自分撮り。どんな顔していいかわかんないので、とりあえずにらんでみるの図。
さて、なぜコーヒーを我慢したかというと、実は大滝はさきほどのモノだけではないから。ビビリつつさらに登ると……。
神秘的なせせらぎが。この奥にもうひとつの滝があり、これらふたつを併せて大滝と呼ぶらしいのです。
おぉ、大滝その2発見! マイナスイオン感ハンパなし。これにて、ミッションコンプリート!
ありがとう、「
LOGOS ECOブーツ」。お前がいなかったら、今回のミッションは達成できなかったよ。
おまけ。充分に足元に気をつけていたにもかかわらず、3回ほどコケました。そのあたりの話は本文にて。