01キャンピングカーで朝食を
てなわけで、快晴の4月17日月曜日、編集部は東京から新幹線で京都へ。京都でキャンピングカーをレンタルして、「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」へ。キャンピングカーでもOKな広々スペース&フリーサイトで人気のキャンプ場です。
今回のキャンピングカーはAC電源が使えるというのもポイント。ならばと、〝マストで試したかったその1〟なアイテムが「グランベーシック エアマジック 電動ポンプ」。案の定、大活躍! まさにマジック的にさくさくと新製品に空気注入してくれました。だがしかーし! 〝すんなりいかないその1〟。なんと! 同アイテムは、DC電源(車のシガーソケットにつなげるやつ)でした。AC電源が使えるというのもポイントとか書いたくせに、うっかり編集長で、ごめんなさい!
どんまい、俺。ただまぁ、ACだろうがDCだろうが、さくさく便利なのは変わりなく、「グランベーシック エアマジック PANELトンネルドーム XL-BJ」も、さくっと建てちゃいました。さきほどの新製品は「Tradcanvas エアマジック カーサイドルーム」(6月下旬発売予定!)。小型のミニバンから大型のミニバンまで対応するのですが、簡単設営のほかになにがよかったかと言いますと……。
居住性! フレームの工夫により天井が高いので、かがまないと移動できないなどのストレスが一切なし。キャンピングカーの室内スペースにプラス1ルームできる感覚なので、自宅でいうとリビングが増えたようなもの。そして! みなさま、気になっていることでしょう。いざ、メインルーム(キャンピングカー車内)にウエルカム!
〝寝室〟です。ベタなことを書きますと、「まるで高級ホテルのよう!」。今回のキャンピングカーにはすでにベッドが装備されていたのですが、「どこでもオートベッド130」をのせちゃって、ふかふかのさらにふかふかを目指しました。寝心地? 雲海っす! 雲海で寝たことないけど。
そして〝マストで試したかったその2〟がこちら。「LOGOS 氷点下 電気冷蔵ボックス(AC・DC)」(6月下旬発売予定!)。なんと! 最大-20℃を実現する、まさに氷点下な実力派アイテム。この日は、おいしいビールに最適な7℃(個人的な好みっす)でレッツクール!
太陽には月という存在があるように、LOGOSには「野電」というジャンルがあるのでした。家電に対しての野電というネーミングがそのはじまりですが、最近では自宅使いしてくれるユーザーも増えているとのこと。そりゃあ、キャンピングカーの室内でも相性抜群なはずです。「クラシコスタンド扇風機(AC蓄電)」と「Bamboo ゆらめき・クラシコロッジランタン」。
夜です。夜といえば、今回の企画で〝マストで試したかったその3〟なアイテムがありまして……。
近江牛と近江鴨のご当地食材! ……って、違います。食材はアイテムじゃないし。というか、近江牛は有名ですが、近江鴨というのもあるんですね。どうやら、今回のキャンプ場が位置する高島市で育てられた滋賀県初のブランド合鴨だとか。へぇ、そうなんだぁ……って、違う! そうじゃなくて〝マストで試したかったその3〟とは?
そうです、これです、「LOGOS CHEF BBQエレグリル」! ベランダなどのおうちでアウトドアでも大活躍するアイテムです。波型構造部分でお肉を焼くと余分な脂が流れてくれてとってもヘルシー。そして、近江牛ソーセージ&近江鴨&地ビール、各種取り揃えてすべからく、うまし!
道の駅でゲットした、地のもの調味料2種も超絶美味でした。「近江牛肉みそ(辛口)」は、この夜のルールで「2度付け禁止令」が発令されたため、よくばり編集長は2方向でディップして、法の網目をくぐり抜けてやりましたぜ。
2泊目の夜は〝すんなりいかないその2〟でした。初日、2日目の日中からは信じられないぐらいの雨と雷が、降り注いだり鳴り響いたりしたのでした。
あ、でも、意外とすんなりいきました。翌朝は、夜の雨と雷が信じられないぐらいの晴れやかさ。早朝の湖面を進んでいくのは漁船でしょうか? 一説には、びわ湖で一番おいしい魚は「ホンモロコ」なのだそう。どんな味なんだろう?
朝です。作ったのは野外の〝特設〟リビングでしたが、せっかくなので室内に戻り、あの名作映画のタイトルばりに『キャンピングカーで朝食を』。いつものホットサンドが、なんだかゴージャス。
おまけ。「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」は、なんといっても、びわ湖が絶景かな、でした。朝、日中、夕方とそれぞれに美しい表情を浮かべてくれるのです。初日はかなりの風が吹き込んできたのですが、お隣りのソロキャンパーいわく「こういう風もびわ湖の名物みたいなもんですわ」とのこと。そんなキャンプ慣れした方が初日の夜に誰に言うでもなく就寝前に呟いた言葉が印象的でした。「さっみぃ〜!」。ですよね? おそらくは一桁前半の気温でこの季節にしてはかなりの冷え込みでした。でも、ごめんなさい。いまさらですが、なんかごめんなさい。我々のキャンピングカーは暖房もつけられて、超快適だったのでした。そんなエレクトリカルなキャンプでも、やっぱり、アナログなたき火は欠かせなかったことも印象的。