今年の編集長ひとり旅はご覧のような大量の荷物に。いろいろとおかしなところがありすぎるので、説明はおいおいってことで。
Enjoy Outing!時はなるべくタクシーを使わないと決めているのですが、早朝5時池袋駅発のためその禁を破ることに。
で、早く着きすぎるっていう(笑)。西武池袋線に乗って「西武秩父駅」がとりあえずの目的地です。
電車も来たところで、今回の旅の相方をご紹介。増刊号でひとめ惚れした新製品の「ADVEL ダッフルリュック40」。
仮眠後、ふと目を覚ますと景色が一変していました。蒼みがかった漆黒状態だったのに、青く晴れそうです。
今回の旅の目的地である両神山には、電車だけではなくバスも乗り継ぎます。ここまでは計算通りだったのですが……。
まさかの通学ラッシュ! バックパック仲間と言えばそうですが、こちらは40リットルの大容量はもろバレな登山客。即、寝たふりを。
てなことしてる間に「小鹿野町役場」バス停着。ここからさらに違うバスに乗り換えるのですが、空き時間が50分もあり……。
朝食タイム。本当はコンビニまで行って朝ごはんをゲットしようとしたのですが「片道15分はかかる」と言われ断念。
朝から思惑はずれずれですが、天気が絶好調でテンションはあがりまくりです。絵に描いたような秋晴れです。
乗り換えたバスは貸し切り状態。バスはこうでなくっちゃっ……とわけのわからぬことを思いつつ、「白井差バス停」を目指します。
両神山は日向大谷登山口が一般的ですが、今回は白井差登山口からに決定。私有地の中を歩くちょっと変わった登山道。
私有地の持ち主=山中さん宅に到着した途端、秋の風情が。栗の実かと思ったら、餅などに重宝するとちの実なのだそうです。
ここで問題です。本誌編集長は、山中さんの玄関で、なにげなくぶらさがってるあるモノに激しく動揺しました。さてどれ?
正解は熊ベル。LOGOS担当者Gの用意したギアに熊ベルがあり(フリースの上の青いヤツ!)、「出ないでしょ、関東の山で!」と。
でも、山中さんのお宅に熊ベルがあるということは出るのかも……と。というわけで、熊ベルをバックにぶらさげて出発。
白井差登山口は、歩き始めですぐに絶景のご褒美が。歩き始めて20分ほどで現れる「昇竜の滝」。いやぁ、最高っす。
15分後。最高です、心臓の音が。バクバクにもほどがあります。いや、急勾配というわけではないのですが、とにかく荷物が多すぎ!
もう一回だけ、この写真でご説明。チェアの手前の「
LOGOSポータブル火消し壷」がバックパックにINしとります!
そらぁ、こんな感じにもなるってもんです。ただですね、実はこの時、あるものに座って休憩できてるわけで……。
新製品の「アルミトレックスツールM(ライトブルー)」! この軽さで静止荷重90kgは頼りがいあり。
超健脚な4人組は、偶然にも編集長の地元近くの方々。そういえば、3回目にして初めて人とよく出会う道行きです。
おぉ~、歩き始めから3時間強。ようやく、山頂まで100メートルという地点までたどり着きました!
あの白木の先が頂上。林の中を歩いている時には見えなかった空は、もちろん青空。ラストスパートです。
んが! かなりの急勾配! しかも、背中には火消し壺がINした大荷物が。<修行か!>と心の中でつぶやきつつ、GO!
おぉ~、くさり場が登場! 両神山は標高1723メートルとめちゃくちゃ高いわけではないのですが、この本格感が人気の秘密かも?
そしてそして。ついに頂上へ! 登山開始から3時間30分。予定よりも大幅に遅れちゃったけど、達成感ハンパなし!
しかも、編集長ひとり旅史上稀に見る出会い率の高さは山頂でも。小林さんと仲間達は3人での初登山でした。
小林さんが撮影してくれたので、NO三脚でいけちゃいました! でも、見えますかね? なにやら黒いものが頭のうしろに……。
なんじゃこりゃ! なにかの文章で「名も無き花」という表現はプロはしてはいけないと読んだので「頂上虫」と名付けました。