早朝6時前、いざ出発。トレッキングシューズには現地で履き替えます。
東京から新幹線で佐久平駅へ。ここからJRでは日本で一番高所を走る小海線に乗り換え。
ナイスなヘタウマ路線MAP。目的地の「本沢温泉」は小海駅下車が便利。
こちらはバスの車窓から。おぉ! ちらほらと紅葉が! 今回の旅は紅葉を芽でるのも目的です。
終点にて。バスの運転手さんは「一個前のバス停のほうが近いから乗っけてってやろうか?」と超親切。
運転手さんのご厚意に感謝しつつ、でも、バスの終点の「稲子湯」よりスタート。
2日前の台風の影響か、登山道もしっとり。緑の葉に混ざって黄色に染まったものも。
「稲子湯」より40分。最初の目的ポイントである「唐澤橋」到着。自分の名前と同姓のため親近感アリ。
というわけで、<俺の橋のそばで俺撮影>。今回の取材のため、ミニ三脚を購入しました。
「サーマウント30L」中には、ご覧のようなギアが。左下のフリースは、かさばったので薄手タイプに変更。
おぉ~、深紅の紅葉! 天気はあいにくの雲りでしたが、テンションUPUP。
本沢温泉が位置する北八ヶ岳は清流の宝庫としても知られているそうです。
歩いて歩いて1時間半。曇りどころかガスってきました。神秘的と言えば神秘的?
ぬおッ! 神秘的なんて言ってられないほど濃いガスが! 果たして、歩けるのか?
歩けます。だって、さっきの濃いガスは自分のタバコの煙っすから(笑)。
……なーんて、調子に乗ってると怒られそうなので、LOGOSにサービスカットを。バックパックに生ロゴ?
道端にキノコを発見! 今回のひとり旅では遭遇できませんでしたが、カモシカなどの野生動物も。
歩いて歩いて2時間。基本的に登りのため、
「ロゴス・ハイクポールD7075-T-M」の力を借りることに。
三脚&タイマー撮影するとこんな感じっす。ちなみに、ここまで誰ともすれ違わず、まさにザ・ひとり旅。
ガスった向こうにうっすらと紅葉が。おごそかでいい感じ。が、自分の心臓は爆発寸前。
それでも歩く。なぜなら、歩かないと次の目的地「しらびそ小屋」で昼飯にありつけないから。
この頃から<もう無理!>を何十回かリピート。「山火注意」を「山犬注意」と間違えてビビるほどに疲労。
出発より2時間半。ついに、お昼休みはウキウキウォッチング的「しらびそ小屋」着!
が、絶賛休業中!? マジで!? 最初のご飯から行動食のカロリーメイトは、きついっす!
と、ご主人は薪をまとめる作業を近くでしてただけでした。穫れたてキノコ入りのうどん、超美味!
「しらびそ小屋」に隣接するみどり池。うーーん、ガスのせいでまったくなんにも見えやしません。
昼食後、前半の遅れを取り戻すべく歩き始める。急に冷え込んできたので、フリースをレイヤード(重ね着)。
しばらく歩くとついに雨が……。でもね、
「サーマウント30L」は、こういう時のためにひと工夫が……。
ジャーーン! バックパックカバーが簡単着脱可能なのです! 使い勝手めっちゃ◎
「軽量ストレッチマウンテンパーカー」の撥水性が抜群だったので、レインウェアの着用は保留。
ちなみに、「軽量ストレッチマウンテンパーカー」はジッパータブ付なので、開閉が楽勝でした。
そして歩く歩く。こけむす池の上には、いい感じで木製の橋がかけられておりました。
歩き始めて4時間。雨が強くなってきたので、さすがにレインウェアを着用することに。
さらに歩いて歩いて1時間(途中、雨のせいで撮影する気力なし)。ついに、最終目的地への看板が!
周辺には温泉特有の匂いが漂うなか、紅葉を芽でる気力も復活!
皆様、お待たせしました! こちらが「雲上の湯」! 標高2150メートル!
レインウェアやらなんやらを脱ぎ散らかし、さっそく入浴。英語で言うと、GOKURAKU!
皆様にアウトドア誌上体験していただくべく、パノラマ撮影いきま~す。こちらが正面!
そして左側! 脱ぎ散らかしたもろもろが、一刻も早く湯船につかりたかった気持ちを代弁中。
こちらが右側! それにしても、標高2150メートルの野天風呂って、すごいっす!
そしてこちらが裏側。近隣に硫黄岳という山があるのですが、基本、ガレ場(岩&石ころ)でした。
パノラマ撮影のラストは上空を。不思議なことに入浴するや雨はやみましたが、相変わらずのガスが。
いやぁ、疲れ果てやがりました。宿泊は「本沢温泉」さん。夕食はコレに鍋までつくという贅沢さ!